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留学で失敗しないために!出発前に最低限やるべきたった3つの準備
留学で失敗しないために!出発前に最低限やるべきたった3つの準備

留学で失敗しないために!出発前に最低限やるべきたった3つの準備

みなさん、こんにちは!ひな留学のひなです。

突然ですが、みなさんの中には漠然と「留学さえすれば英語ができるようになる」と思っている方はいませんか?

上記のような考えで、日本にいるうちに適切な準備をしないと、留学先で思うように英語力が伸びず、無駄に時間だけが過ぎてたという経験をすることになります。

私も、自身の留学中にそのような体験をしている人を数多く見てきました。

また、留学前に何か準備しておきたいけれど、何をしたらいいのか分からない!という方も多くいるでしょう。

与えられた期間の留学期間で最大限に英語力を成長させるためには、留学中の努力はもちろん、事前準備がカギになってきます。

そこで今回は留学で英語力を最大限に成長させるために、出発前にできる最低限の準備を3つ紹介していきたいと思います。

何かしておきたいという方は是非この3つをまずは実践してみてください!

ではいきましょう!

準備① 目標を設定しよう!

まず最初に行って頂きたいのが、目標設定です。特に語学留学をされる方は帰国までにどの程度英語力を伸ばしたいのか、を具体的に決めることをおすすめします。なぜなら、留学前の目標設定には数多くのメリットがあるからです。

【目標設定のメリット】

・まずは、日々やるべきことが明確になる、ということです。初めに大きな目標を設定すれば、それを細分化して日々の生活に落とし込むことができます。

例えば半年の留学の間に、「英検凖1級レベルまで英語力を高める」を目標として設定したとします。そして次に、その目標を達成するために必要なことを留学期間に合わせて落とし込んでいきます。半年で英検準1級の単語3600個覚えるのなら、3600÷6=600個なので1ヶ月で600個として、600÷30=20で大体1日に20個覚えれば良いことになります。

このように、大きな目標に対して必要なことを1日の量へと落とし込むことで、日々やるべきことが明確になり、計画的に学習を進めることができるのです。

・続いて、モチベーションが持続できる、ということです。

時間をかけないと達成できないほどの大きな目標を持ち、それを常に意識することで留学中でのモチベーション維持が期待できます。特に長期間におよぶ留学中は、モチベーションの維持が困難になりがちです。日本が恋しくなったり、遊びや旅行が楽しく夢中になってしまったりするためです。

そんな時に留学当初に掲げた目標を思い出すことができれば、モチベーションを落とさずに学習を続けることが可能になるのです。

【目標設定する際の注意点】

また目標をたてる時に、気をつけてもらいたいのが、具体的に目標をたてる、ということです。

例えば、英検○級合格、TOEIC〇〇点以上、などです。なぜなら、英語がペラペラになる!といった抽象的な目標を立ててしまうと、具体的にやるべきことを設定するのに苦労しますし、なにより達成したかどうか、が明確ではないからです。その点、具体的に目標を立てておけば、留学前と留学後での比較も可能ですし、実際に達成できたかがわかりやすいのです。

資格やテストが目標でない場合は、ネイティブに聞き返されることなく会話できる、rとlの発音を完璧に使い分けられる、など達成したか、がわかる目標を立てることをお勧めします。

留学後に留学で成長したことを聞かれる機会も多いので、自信を持って「これくらい成長した!」と言えるよう、具体的に目標を設定しておきましょう。

準備② リスニングは重点的に対策しておく!

なぜ、留学前にリスニングを強化しておく必要があるのでしょうか?

それは、留学初期に多くの人がぶつかるのがこのリスニングの壁だからです。

というのも、日本人の方は特に文法などは海外の方よりも得意な方が多いのですが、リスニングにおいては苦手な方が多いのです。なぜなら、学校で扱うリスニングはかなりゆっくりと丁寧に話している物が多く、本場の英語とはかなり差があります。つまり、本場の英語に触れる機会が少ないのです。

だからこそ、留学初期に周りが何を話しているのかわからず、授業や会話についていくのが困難になってしまうのです。相手が何を話しているかがわからなければ、こちらがどんなに上手く話せたとしても全く意味がないですよね。また、初期に会話が成立しないと現地の友達や海外の友達が作りづらく、日本人コミュニティに依存してしまう、という危険もあります。日本人コミュニティに依存してしまうと、英語力の向上は一気に遠くなってしまいます。

そうならないためにも、初期にある程度リスニングができる、というのは留学成功のために重要になってきます。

【おすすめ!リスニング勉強法】

ではリスニングを克服するにはどうしたら良いのでしょうか。

リスニングを克服するには何より、慣れが大切です。

つまり、とにかく量をこなすことです。本場の英語にできるだけ多く触れて耳を慣らしていきましょう。

リスニングにおけるオススメの勉強法は、お好きな映画やドラマを英語で見ることです。教科書などについているCDと違い、限りなく本場の英語に近いですし、ドラマや映画なので勉強という感覚なく続けられます。また、その際に英語字幕をつけられるとさらに良いでしょう。目で見る文字と、耳で聞く発音を対応させて、実際の発音にしっかり耳を慣らしておきましょう。

加えて、すでに留学先が決まっているならその国の映画やドラマを見ることをオススメします。

理由は英語にもなまりがあるためです。

日本語にも大阪弁や標準語があるように英語にもイギリス英語やアメリカ英語があります。リスニングに不慣れな状態ではあまり違いがわからないかもしれませんが、慣れれば慣れるほど発音の違いが明確になっていきます。

先ほどもお話したように、リスニングは慣れが重要です。もし、あなたがイギリスに留学するのに、アメリカのドラマや映画でアメリカ英語に慣れてしまったら、イギリス英語はあまり聞きとりやすくならないでしょう。非常にもったいないですよね。ぜひ、留学先に合わせた英語に慣れていきましょう。

また、この勉強法は留学後も続けられますので、留学中にも普段の勉強と並行して続けてください。

準備③ 基本的な単語、文法をマスターしておこう

3つ目の準備は基本的な文法と単語のマスターです。

【基本の文法、単語で本当に大丈夫?】

なぜ基本的な文法や単語が必要なの?と思われる方や、はたまた基本レベルだけで大丈夫なの?と思われる方もいるでしょう。

基本的な文法、単語マスターが大切な理由はずばり、これが出来ないと会話で苦労するから、です。逆に言えば基本的な文法や単語が出来ていれば、会話において苦労することはありません!会話のみについていえば、基本レベルで大丈夫なのです。

なぜなら、いかに英語ネイティブといっても、会話の中で高度な文法を使用することはほとんどないからです。特に日常会話であれば、中学英語の範囲が完璧に出来ていれば、会話文を作る際にあまり困ることはないでしょう。

また、先ほどもお話ししたように、日本人はそもそも文法が得意な傾向にあります。私たちにとって基本的な文法内容でも、他の国の人にとってはそうではない場合もあります。

実際に私が通っていた語学学校でも、一番上のクラスにいっても文法の授業内容は中学校の範囲をほとんど出ませんでしたし、それでも生徒たちは皆ネイティブの先生と完璧に会話出来ていました。

【だからといってすぐに英会話がペラペラになるわけではない】

基本的な文法が分かれば、会話に困ることはありませんが、それでも話せるようになるまでは、多くの場合、ある程度練習が必要です。

なぜなら、文法を理解していることと、話せることは別だからです。話せるようになるためには、基本的な文法のみで構成された文がスラスラ出てくる必要があります。この、基本的な英文がスラスラ出てくるようになる、というプロセスが多くの場合壁になります。

克服するためには簡単なフレーズを覚えて、自然になるまで使ってみることです。

まずは周りの人が話しているような基本的な例文をたくさん覚えて、それがスラスラ出てくるようになるまで、練習してみてください。たくさん会話を練習すればするほど、スラスラ思っていたことを話せるようになるはずです!

もちろん、これらを日本にいるうちから練習しても良いですが、現地にいる方が簡単にできることは、現地でやっても問題ないでしょう。

【基本を日本にいるうちに押さえておくべき理由】

もしあなたが中学校の文法範囲があやしい、という状態であるなら、留学前に復習しておくことを強くオススメします。というのも、

・文法はやはり日本語で勉強した方が理解もしやすい

例えば、「過去形」といえばいいところを、「past tense」とか、、。正直文法の学習でしか使わないような表現を覚えるのは大変だし、手間ですよね。私は語学学校の授業で「present perfect」と言われた時、一体何の話をしているのか分からず、授業に遅れてしまう!と非常に焦った経験があります。結局ただの現在完了だということが、あとで分かりました。(笑)

また、

・日本でもできる勉強をわざわざ留学してやるのはもったいない

というのもあげられます。せっかく高いお金と時間をかけて来ている留学ですから、日本の中学で教えてもらえるようなことをわざわざ時間を割いて学習するのはもったいないですよね。留学中は現地でしか体験できないことや、会話の練習がしたいはずです。日本にいるうちにできることは先に済ませてしまいましょう。

最低限必要なことを日本で済ませて、最高の留学生活を送ろう!

さて、ここまで読んできていかがだったでしょうか。

留学生活というのは、慣れない土地で初めて会う人たちに囲まれ、初めての文化に出会う非常に刺激的な日々の連続です。

新しい環境に何とか対応しながら、英語や様々なことを学んでいかなくてはなりません。

そんなチャレンジだらけの日々の中で、自分が思うように英語力が向上しない、というのはかなりのストレスになるでしょう。

お金や時間をただ消費していく焦りで泣きたくなることもあるかもしれません。私もそんな体験をした一人でした。今となっては辛かった日々も苦労した良い思い出ですが、日本にいるうちからしっかり準備していたらどうなっただろう、と思うこともあります。

また、思うように英語力が伸びず、その結果生活にも馴染むことができず、留学半で帰国してしまった人もみてきました。

この記事を読んでいる人には、そんな思いをして欲しくありません。せっかく自己成長のため勇気を出して行く留学だからこそ、できる準備はしっかり行って、悔いのない留学生活を送って欲しいのです。

日本にいるうちにできることはいくらでもあります。今回紹介した3つ以外にも、できる限り準備をして留学に臨んでみてください!