みなさんこんにちは!ひな留学のひなです。そろそろ大学の合格発表の時期ですね。この記事を見てくださっている人の中には、大学生になったら留学生と仲良くなって見たい!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、これから大学受験を迎える方の中にも、どうせなら留学生の多い大学へ行ってみたいと思われる方もいるのでは?そこで今回は日本で一番留学生の多い大学についてお伝えしたいと思います。
ずばり!日本で1番大学生が多いのは、早稲田大学!
日本学生機構がおこなった調査によると、日本で一番多くの留学生を受け入れているのは早稲田大学だそうです!2020年5月の時点で5724人の留学生が所属しています。ちなみに2位は東京大学で4178人、3位は日本経済大学で3487人と続いています。(出典:独立行政法人日本学生機構 https://www.studyinjapan.go.jp/ja/_mt/2021/04/date2020z.pdf)
早稲田大学は学生数がそもそも多い上に、グローバルキャンパスの形成を掲げているだけあってなかなか多くの留学生を受け入れていますね。ちなみに早稲田大学はここ数年1位の座を他大学に譲っておらず、また留学生数もコロナ以前は増加傾向にありました。コロナ以降は学生数が横ばいを続けているようです。
早稲田大学に入れば留学生とたくさん交流できるわけじゃない?
さて、そんな日本一の留学生数を誇る早稲田大学ですが、そんな早稲田大学に入学すれば留学生と簡単に交流できるのでしょうか?
現役早稲田生として感じるのは、「学部による」ということです。先ほどもお話した通り、そもそも学生数が多い早稲田大学。日本人学生との比率で見てみると、留学生は全体のおよそ13%にすぎません。そして、留学生の大半は国際教養学部(通称SILS)に所属しています。早稲田大学が2021年に発表しているデータによると、早稲田大学の学部に所属する2095人の留学生のうち約30%の672人は国際教養学部に所属していました。さらにデータを見てみると、国際教養学部についで政治経済学部に437人、3位は基幹理工学部の169人で、最下位は22人のスポーツ科学部という結果になりました。学部によっては留学生と滅多に関わる機会がない、という学部もありそうです。
(出典:早稲田大学留学センター「早稲田大学外国人学生在籍数」https://www.waseda.jp/inst/cie/assets/uploads/2022/01/202111_jp.pdf)
ちなみに私は国際教養学部に所属しているのですが、国際教養学部には留学生以外にも帰国子女が多く所蔵しています。そのため、むしろ海外経験のない学生の方が珍しく彼らは『純ジャパ』と呼ばれています。国際教養学部については別の記事にしますのでそちらも是非ご覧ください。
留学生の少ない学部でも留学生と交流するには?
自分が行きたい学部は留学生が少ないけれど、留学生と交流したい、と思う方もいるでしょう。安心してください。早稲田大学には学部を超えた留学生との交流の場が設けられています。以下に3つほどご紹介したいと思います。
・全学部対象の授業を取ってみる
これは早稲田生なら誰でも気軽に挑戦できる方法です。早稲田大学にはGECと呼ばれる学部を超えた授業が設けられています。この授業には留学生も参加するため、授業で交流することが可能です。注意点としては、近年授業のオンライン化が進み、対面授業が減少したことで授業内の交流が難しくなっている点です。しかし、英語で行われる授業や日本語について学ぶ授業は特に留学生が多い印象があるので、興味のある方は是非取ってみてください。
・ICCのイベントに参加する
こちらも早稲田生なら誰もが利用できるサービスです。ICC(異文化交流センター)では定期的に様々なイベントを行い、留学生と早稲田生の交流の場を設けています。残念ながら、コロナ禍になってからはオンラインイベントが中心となっています。おそらく多くの方に共感していただけるかと思いますが、オンラインで仲良くなるのはなかなか大変なので、それでも挑戦したい!という人にはお勧めです。
・国際交流サークルに参加する
早稲田大学には信じられないくらい多くのサークルが存在します。多様なサークルの中には国際交流をメインの活動として行っているものも複数あるので、所属してみるといいでしょう。もちろん国際交流がメインではないサークルにも留学生がいる場合もありますので、様々なサークルをみてみると自分にぴったりのものが見つかるかもしれません。ちなみにサークル探しには早稲田生の味方、「マイルストーン」が便利ですよ。
終わりに
さてさて、ここまで見てきていかがだったでしょうか。日本一の学生数を誇る早稲田大学ですが、学部によって留学生との交流頻度はまちまちだと言えるでしょう。それでも留学生と交流する手段は存在するので、興味のある人は積極的に利用すれば留学生と交流することが可能です。是非仲良くなって、多様な文化や価値観に触れてみてください。